真性包茎治療の新技術 レーザー治療の効果と特徴

2024年9月24日

真性包茎治療の新技術 レーザー治療の効果と特徴

切除するのはピンポイントで最小限

従来型の金属製のメスを使用して行っていた真性包茎治療では、余った包皮を切除して悩みを解消できる一方で、一部の血管や神経なども一緒に切除されるのは避けられませんでした。
その結果、血流が減少することで最大のサイズが小さくなったり、感度が落ちることもありました。
それに引き換え新技術のレーザー治療では、切除する部位はピンポイントかつ最小限で済むようになり、多くの血管や神経を残しつつ必要最小限の包皮だけを取り除くことが可能となりました。
これを実現しているのも、髪の毛の口径よりも細いナノ単位やピコ単位の微細なレーザーを照射できるレーザーメスです。
真性包茎の場合はおのずと施術する包皮の分量が多くなることから、そこに付随している血管や神経も多くなります。
そんな中でも微細な施術が可能なレーザーメスなら、大切な器官を可能な限り残しながら余った包皮のみを切除することができます。
このような手術を望むなら、採用されている機器でクリニックを選ぶのもポイントになります。

ダウンタイムが短く復帰が早くなる

金属製のメスを使用した真性包茎の治療ではダウンタイムがあり、日常生活に戻るまでに一定の時間がかかりました。
切除した後に縫合した傷が治るまでに時間を要するほか、わずかに腫れや痛みが伴うことがあります。
大きな変化を与えられた部位がその状態に慣れて、落ち着くまでは安静にしなければなりません。
また、数週間後には抜糸をするために通院をして、経過観察も行われます。
問題が無いと判断されるまでには激しい運動を控えたり、仕事を休むこともあります。
一方、最新のレーザーメスで真性包茎の治療をした場合は、切除する部位が最小限で済むことから回復が早く、患者さんの状態によっては翌日には軽度の仕事をすることができたり、シャワーに入ることも可能です。
人体で溶ける糸で縫合をした場合には、抜糸のために通院する必要もあります。
これならばダウンタイムが短く復帰が早くなり、早期に日常と自分自身を取り戻すことができます。

まとめ

現行のクリニックで行われている真性包茎の治療は金属製のメスを使用するのは減少傾向にあり、最新のレーザーメスの導入が進んでいます。
切除する部位が最小限になるだけではなく、大切な血管や神経も残せることが多く、術後の状態がより良いものになりました。
ダウンタイムも短く、仕事が忙しくて真性包茎の手術を躊躇していた方でも思い切って治療に踏み出す方が増えています。
最新のテクノロジーが真性包茎治療の在り方を変え、多くの患者さんに役立っています。